ディストピアの日々

ディストピアと化した日本列島での地獄の日々の記録

矢部宏冶氏の『知ってはいけない』及び『知ってはいけない2』の内容をGeminiに解説してもらいました。

矢部宏冶『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』の2冊の内容をできるだけ詳細に解説してください

 

『矢部宏治氏のベストセラー『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』およびその続編『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』は、日本の政治・法律・外交が「アメリカ軍」と「日本の官僚」による密約によって支配されており、日本国憲法の上に別の法体系が存在するという衝撃的な事実を告発した書籍です。

 この2冊は、戦後日本の「対米従属」の正体を、陰謀論ではなく**「公開されている一次資料(条約、密約、公文書)」に基づいて論証**している点が最大の特徴です。

 それぞれの核心部分を詳細に解説します。


 

1. 『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』

 

テーマ:現在の日本を縛る「3つの裏マニュアル」と「日米合同委員会」

 この本では、日本が独立国としての主権を持っていない現状(著者の言う「ウラの掟」)を、具体的な3つの歪みから解説しています。

 

① 日本の空は日本のものではない(横田空域)

 

 首都圏の上空には、日本の航空機が自由に入れない巨大な空域「横田空域」が存在します。

  • 現状: 東京の上空(新潟から東京、伊豆半島にかけての広大なエリア)は米軍が管制権を握っています。日本の民間機はここを避けるために、わざわざ低空飛行を強いられたり、大回りのルートをとったりしています。

  • 意味: 一国の首都の上空を他国の軍隊が完全支配している国は、世界でも日本だけです。これは「占領状態」が法的に続いている証拠であると著者は指摘します。

 

② 日本の法律は米軍には適用されない(治外法権

 

 在日米軍は、公務中であれば日本の法律で裁かれることはありません(日米地位協定)。しかし、著者はさらに踏み込み、「公務外」であっても実質的に裁かれない仕組み(密約)があることを指摘します。

  • 裁判権放棄の密約: 1953年の日米合同委員会で、日本側は「重要案件以外は裁判権を行使しない」という密約を結んでいます。これにより、米兵による犯罪の多くが不起訴となったり、軽い処分で済まされたりしてきました。

 

③ 国境が存在しない(基地権)

 

 米軍は日本国内の「どこにでも」「どれくらいの期間でも」基地を置くことができ、また自由に兵員や物資を出し入れできます(全土基地方式)。

  • パスポート不要: 米軍人やその家族は、日本の入国審査を経ずに、横田基地などから直接入国できます。つまり、米軍にとって日本は国境のない「自国の一部」のような扱いになっています。

 

④ 支配の司令塔「日米合同委員会」

 

 これらを決定しているのが、国会でも内閣でもなく、**「日米合同委員会」**という組織です。

  • 構成: 米軍の高官と、日本のエリート官僚(法務省、外務省、財務省などの局長級)で構成される協議機関。

  • 権力: ここで決まったこと(合意事項)は、日本の国会での審議を経ずに、憲法や国内法よりも優先されるという構造になっています。著者はこれを「憲法体系の上の『安保法体系』」と呼びます。


 

2. 『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』

 

テーマ:なぜこうなったのか? 歴史的経緯と「国体」の変質

 1作目が「現在の歪んだ構造」を解説したのに対し、2作目は「なぜそのような異常な構造が生まれたのか」を、朝鮮戦争サンフランシスコ講和条約のプロセスから解き明かします。

 

① 「戦争」は終わっていなかった

 

 一般に「1952年のサンフランシスコ講和条約発効で日本は独立した」とされていますが、著者はこれを否定します。

  • 朝鮮戦争兵站基地: 当時、朝鮮戦争の真っ只中だったアメリカにとって、日本を真に独立させる気はありませんでした。日本全土を「朝鮮戦争のための巨大な米軍基地」として使い続ける法的権利を確保したまま、形だけの独立を与えたのが実態です。

  • 指揮権密約: 吉田茂首相(当時)は、日本の警察予備隊(後の自衛隊)を、有事の際には米軍の指揮下に入れるという密約を結んでいたとされます。

 

天皇を守るために「主権」を売った

 

 なぜ日本側はこれほど不利な条件を飲んだのか? 著者は、日本の支配層(旧軍部・官僚機構)の生存本能に焦点を当てます。

  • 国体護持: 日本の支配層にとって最優先事項は「天皇制の維持(国体護持)」と「自分たちの地位保全」でした。

  • アメリカへの乗り換え: かつて天皇に忠誠を誓っていた官僚機構は、敗戦後、忠誠の対象を「アメリカ軍」に切り替えることで生き残りを図りました。「米軍の意向に従うこと」が新しい国体となったのです。

 

③ 官僚機構と自民党の役割

 

  • 法的な二重構造: 日本政府は、国民には「平和憲法を守る独立国」という顔を見せつつ、裏では「米軍の軍事的要求を全て満たす」という二重基準を使い分けてきました。

  • 歪みの調整弁: この矛盾を調整し、国民の目から隠す役割を果たしてきたのが、日本の優秀な官僚たち(特に外務省・法務省)です。彼らはアメリカの要求を法的・行政的テクニックで処理し、政治家もそれに追従してきました。

 

④ 沖縄と本土の「差別」の正体

 

 沖縄に基地が集中しているのも、本土の国民に「対米従属の現実」を見せないための隔離政策であると論じます。

  • 本土の身代わり: 本土から見えにくい沖縄に基地や米軍の特権を押し付けることで、本土の国民には「平和と繁栄」を享受しているような錯覚を与え、政権を安定させてきました。


 

まとめ:2冊が突きつける「日本の正体」

 

 矢部宏治氏がこの2冊で主張していることを一言で言えば、**「日本は法的にはまだアメリカの占領下にある」**ということです。

  1. 憲法より上位の法がある: 日本国憲法よりも「安保条約」や「地位協定」、さらにその下の「密約(日米合同委員会の合意)」の方が法的効力が強い。

  2. 官僚は米軍の下請け: 日本のエリート官僚は、国民の奉仕者ではなく、米軍の要求を円滑に実現するための調整役として機能している。

  3. 法的検証の必要性: 感情的な「反米」ではなく、他国(ドイツやイタリアなど)と比較しても異常なこの「法的従属関係」を見直し、普通の主権国家になるべきだと提言しています。


 この内容は非常に衝撃的ですが、著者はすべて公開資料や条文の解釈に基づいて論を展開しています。』

 

 

 

 続きは次の記事で。